そして、ある日、断食して部屋に座り、ろうそくの炎を使った瞑想し、経典のマントラを唱えているときに、高校の友人であったリッチー・コルサが私のベッドルームのドアをノックしました。 私は返事をしませんでしたが、リッチーはドアごしに私に聞こえるように話しました。 「この雑誌は、繁華街で僧侶が売っていたものだよ。スピリチュアルな内容です。ボクは興味ないけど、君なら関心あると思ったよ！」 リッチーは、その雑誌をドアの外に置いていきました。 しばらくしてから、どんな雑誌なのか見に行きました。 雑誌はドアの脇に立てかけてありました。 光沢のある表紙には、熱帯の風景を背景に両腕をあげて踊っているスリ・カイタンヤのイラストが載っており、目を惹かれました。 題字には「神に戻れ。神は光だ。 不可知論は暗闇だ。神あるところに不可知論はない」と書かれていました。 リッチーは、私の関心を見抜いていたのです。私は雑誌に釘付けになりました。そして、部屋に持って入りました。 雑誌を開くと、金色に輝く褐色の肌をしたグルの絵が目を引きました。 頭をきれいに剃り上げたグルは煌びやかな椅子に座っていました。 サフラン色のローブを身にまとい、花輪を首にかけていました。 叡智に満ち、慈愛のこもった視線が私の心を捉えました。 絵の下には、「尊師 A. C. バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ」と書かれていました。 突然、私の心に一つの言葉が浮かびました：この方が私の師である。 このように絶対的な確信を感じたことは、それまでにありませんでした。 数分間この肖像画を見つめながら、自分の部屋の玄関口にこの雑誌が現れたのは全く不思議なことだと思いました。 私は猛烈な集中力を働かせながらページを繰りました。 それは1973年の夏のことでした。 私は、両親の支援をうけながらグルのの著作を深く研究し、16才で僧侶になりました。 より深く豊かな精神的実践ができるようになりました。 1986年に、友人たちが、私のグルであるシュリーラ・プラブパーダの弟子であるニラクラ・ダシを紹介してくれました。 彼女は純粋な心と光輝く美しい笑顔の持ち主でした。 目標を同じくする私たちは、すぐにつながりを感じました。 私たちは、間もなく結婚し、一緒に人生を築き始めました。 修道所の外に住むことは最初は少し厄介でしたが、ペースの速い現代生活に精神的原則を統合し、その責任を果たしていく方法を会得しました。 精神的実践に足を踏み入れたことは非常に有益でした。 それは、現代世界の複雑さに対処しながら確かな喜びを与えてくれるものです。 どんな困難に直面しても、落ち着きと創造性と目的意識で乗り越えることができました。 現在の私の仕事は、自分が授かった宝石を他の人々と分かち合うことです。 世間を捨てて修道所に住むことは誰にとっても実際的であるわけではありませんが、強力な精神的ツールは誰でも日常生活で使えるのです。 私の話に耳を傾けていただきありがとうございます。 今度は、あなたのお話を聞かせてください。 私にメッセージを書いてください。 私の連絡先は次のとおりです。